2012年01月21日
総合電機大手のパナソニックは2011年9月30日、経済協力開発機構(OECD)の「紛争鉱物デューディリジェンス ガイダンス」実施プロジェクトへの参加を決定したと発表した。
「紛争鉱物デューディリジェンス ガイダンス」とは、企業が特定の鉱物である錫・タンタル・タングステン・金を調達する際に、紛争地域であるコンゴ民主共和国および周辺諸国で人権問題、環境問題、汚職等の不正に関わる組織からの調達を回避するため、サプライチェーンにおけるリスクを確認し、対処するための手続きをOECDがまとめた手引書で、2010年に採択された。 OECDの実施プロジェクトは、2011年8月から2012年7月までの間、企業などが試行する。
同社は具体的には、対象となる商品・事業領域の絞り込みとプロジェクトで調査する購入先の選定、購入先調査実施と分析、2012年度の本格稼動に向けた方針・体制・プロセスの決定の取り組みをすすめていく。
同社では、今回のプロジェクト参加により、グローバルスタンダードに即したマネジメントプロセスを構築することで、紛争鉱物問題の解決に向けた国際的な取り組みへの貢献をめざす。
登録日時:2012/01/21 06:00:15 AM
OECDのプロジェクトに参加し、紛争鉱物不使用への取り組みを強化
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn110930-1/jn110930-1.html
OECD: Implementing the OECD Due Diligence Guidance
http://www.oecd.org/document/15/0,3746,en_2649_34889_
48584143_1_1_1_1,00.html